再開発でますます活気づく「二子玉川」。簡単な歴史と「二子玉川」近辺の注目マンションも紹介
昔から人気のスポットである「二子玉川」。
神奈川県との県境にあり、近くを流れる多摩川があって、都内でありながら自然豊かなスポットでもあります。
そんな「二子玉川」ですが、近年、大きく様変わりし、都内でも最も勢いのあるスポットと言えるくらい活気を帯びています。
実はほんの数十年前の「二子玉川」は、活気を失っていました。
その昔、駅の東口に、「二子玉川園」という遊園地が存在していました。
その遊園地目当てで「二子玉川」を訪れる人も少なくなく、今と同じように活気を帯びていたスポットでした。
そんな「二子玉川」に転機が訪れます。
「二子玉川園」は、1985年に閉鎖してしまったのです。
ここから「二子玉川」の苦難の歴史が始まります。
「二子玉川園」の跡地は広大な土地で、この土地跡には当然様々なテナントが押し寄せてきました。
しかし、開園と閉園を繰り返し、次第に「二子玉川」そのものの活気が失われいったのです。
ただ、1992年、転機が訪れます。今の30代くらいの人は覚えているかもしれません。1990年代にゲームメーカーのナムコが運営していたテーマパーク「ナムコワンダーエッグ」のことを。
実はあの施設は「二子玉川園」の跡地にあったのです。
当時僕も何度も足を運び、友達と遊んだことを鮮明に覚えています。
「ナムコワンダーエッグ」はある程度成功を収めていたように見えたのですが、残念ながら期間限定の運営計画だったので、2000年に閉園してしまいました。そこからまた、「二子玉川」の受難が続くことになるのです。
この「二子玉川」の苦難の歴史に終止符をうつべく、「二子玉川園」跡地の大規模な再開発計画が進められたのです。
その計画によって誕生したのが、複合施設「二子玉川ライズ」です。
二子玉川ライズは、ホテル、オフィスビル、映画館、スタジオ、家電量販店などの複合施設です。
あの楽天本社もここに移転してきました。
この二子玉川ライズの完成によって、ようやく二子玉川は活気を取り戻すことに成功したのです。
その結果、周辺にはマンションも多く建設され、住民の数も増え続けています。
今後ますます「二子玉川」の発展は続くでしょう。
そんな「二子玉川」ですが、周辺にはどんなマンションがあるのでしょうか?
代表的なマンションを一部、チェックしてみましょう。
二子玉川ライズタワー&レジデンス
引用先:マンションマーケット:二子玉川ライズタワー&レジデンス
『二子玉川ライズタワーアンドレジデンス』多摩川沿いに都内最大級を誇るタワー型マンションが誕生しました。総戸数1033戸を誇り、東急田園都市線 「二子玉川駅」徒歩6分の好立地に位置する「二子玉川ライズタワー&レジデンス」は、オートロック、防犯カメラを始めとする防犯設備と24時間有人管理により安心・安全な生活が確保される一方、ホテルのようなラウンジスペースや、フィットネス・キッズルーム・フロントサービスなど共有施設が充実しており快適なマンションライフが確約されることでしょう。
引用先:マンションマーケット:二子玉川ライズタワー&レジデンス
それでは相場はどんな感じでしょうか?
売買相場 4,066〜14,910万円
家賃相場 15〜53万円
引用先:ふじたろう:二子玉川ライズタワー&レジデンス
二子玉川ライズタワー&レジデンスの平均㎡単価は、2015年 1,206,423円、2016年 1,353,623円、2017年 1,347,502円で、直近は下降傾向です。 なお二子玉川駅周辺と比較すると +743,514円、東京都全域と比較すると +713,418円 となっています。
引用先:マンションマーケット:二子玉川ライズタワー&レジデンス
やはり相場は全体的に高めの印象です。
まるで二子玉川の勢いを象徴しているかのようです。
二子玉川周辺の相場が今後どうなっていくのか、将来が楽しみです。