「マンション」と「コンドミニアム」の違いがイマイチ分からないから調べてみた
ハワイ不動産に関するサイトを何気なく見ていたら、「コンドミニアム」という言葉を何度も目にしました。
このコンドミニアムという言葉、日本の不動産業界ではほとんど見かけることはありません。
そのため、あまり気にかけてなかったのですが、試しにコンドミニアムというワードをgoogleにかけて、画像検索したら、なぜか日本でいうマンションと同じような外観の建物ばかりがヒットすることに気づきました。
それを見て、「コンドミニアムとマンションの違いって何だろう?」と、素朴な疑問が生まれてきました。今回、いい機会なので、「マンション」と「コンドミニアム」の違いについて、調べてみました。
まずマンションの意味から考えてみましょう。
実はマンションという言葉、ほぼ日本でしか通用しません。
というのも、外国では、マンション=大邸宅という意味になってしまうからです。
例えば、googleでmansionという言葉を画像検索にかけてみましょう。
すると、見事に宮殿かと見間違えるような大邸宅ばかりがヒットします。
そこで今度はコンドミニアムの意味を考えて見ましょう。
コンドミニアムは、主にアメリカ、カナダにおける、共同住宅という意味です。
いわゆる、日本でいう分譲マンションと同じ意味です。
賃貸ではなく、自分がその部屋の所有権を持っているマンションということです。
まとめると以下のようになります。
マンション=大邸宅
コンドミニアム=分譲マンション
つまり、日本のマンションという言葉の使われ方は、国際的に見たら間違って使われているということになります。
本来は大邸宅という意味のマンションが、なぜか日本では、賃貸・分譲マンションに対して使われているということになります。
日本国内ではマンションという言葉の使われ方、特に気にする必要はありませんが、海外、特にアメリカに行った場合は、少し気を使った方がいいかもしれません。
あらぬ誤解を相手に与えてしまうかもしれません。