魅力的なマンションの情報を収集するブログ

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魅力的なマンションについての情報のメモ書きみたいなブログです。時には雑談も交えます。気楽にどうぞ!

不動産業界にも「VR」の波が押し寄せようとしている。

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 「VR」とは、virtual realityの略称で、直訳すると、「仮想現実」という意味になります。そんな「VR」ですが、現在、技術開発が猛烈なスピードで進行していることもあって、様々な分野で使われています。例えば代表的なのがゲームの分野です。「Playstation VR」という言葉、一度は聞いたことはあると思います。「Playstation VR」は、家庭用ゲーム機である、playstation4に接続するデバイスのことです。これを使用することで、「VR」に対応している、playstation4のゲームを遊ぶことが出来ます。筆者も友人の家で、ホラーゲームのバイオハザード7を「Playstation VR」で遊んでみたことがあるのですが、それはもう、凄まじい臨場感でした。まるで、自分の目の前にゾンビが襲ってくる感覚を味わうことが出来ました。プレーを終えたら、汗がダラダラ流れ、疲労感が半端なかったのを今でもはっきりと覚えています。

 そんな「VR」ですが、近年、不動産業界にもその波が押し寄せつつあります。例えば、ナーブ株式会社が提供しているサービス、「VR内見」です。内見は、物件に実際に足を運んでチェックすることを指しますが、「VR内見」は、これを「VR」上で実現してしまうというサービスです。これによって、物件を探している人は、わざわざ高い交通費と時間を浪費せずとも、「VR」上で内見出来てしまいます。

 その他、VRを活用した不動産サービスで有名なのは、KDDIの「VR不動産案内」です。このサービスによって、VR空間上で、まるで本物のクオリティの家具やキッチンなどが備え付けられた、物件の中を自由に見学できます。さらに「VR不動産案内」で凄いのは、髪や肌が本物の人間のような質感を持っている、バーチャルアテンダントの存在です。バーチャルアテンダントは、ただ、物件を案内するだけでなく、会話することも出来、交流を図ることも可能です。

 VR自体、まだまだ本格的な普及とは程遠い分野です。その理由としては、コストがかかる点が挙げられます。ただ、このコストの問題がクリアさえ出来れば、不動産業界も一気にVR化が進んでいくのではないでしょうか?