魅力的なマンションの情報を収集するブログ

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魅力的なマンションについての情報のメモ書きみたいなブログです。時には雑談も交えます。気楽にどうぞ!

今、改めてタワーマンションのメリットについて考えてみる

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 都心を歩けば、だいたい一度は見ることになる、「タワーマンション」。一時期はリーマンショックや、2011年に起きた東日本大震災の影響によって、その売れ行きに陰りが見えていました。しかし、現在はそんな陰りなど、どこ吹く風といった感じで、売れ行きは絶好調です。特に有明や晴海などのいわゆる、湾岸エリアでは、2020年の東京オリンピックの会場や選手村が置かれることもあって、再開発が活発で、タワーマンションがどんどん作られています。

 しかし、なぜここまでタワーマンションは売れるのでしょうか?その値段や管理費の高さ、洗濯物がベランダに干せないといった、数々のデメリットがあるにも関わらず。きっと、これらのデメリットを打ち消すくらいのメリットがあるはず。今回は、純粋にタワーマンションのメリットを考えてみたいと思います。

 

メリットその1 眺望の良さ

 高さ60m、階数20階建て以上を満たしていると、一般的にはタワーマンション扱いされます。当然高さがあるので、その眺望も素晴らしいものがあります。もしタワーマンションが都心にあった場合、東京という大都会を見下ろしながら、遠くにある、富士山をも見渡せる、なんてことも可能になります。

メリットその2 充実した共用施設、サービス

 タワーマンションは当然規模も大きなものになるので、多くの共用施設を作れるスペースがあります。たとえば、屋上庭園、シアタールーム、ジムなどです。また、コンシェルジュも常駐しているケースも多く、例えば、荷物の受け渡しなどのサービスを受けることも出来ます。

メリットその3 災害に強い

 タワーマンションは、高層ということもあって、地震対策には力を入れています。制振ダンバーなど、充実した地震対策により、通常のマンションよりも地震が強いです。また、火災に対処するために、消防設備をチェックする防災センターを導入しているケースも多いです。

メリットその4 資産価値が落ちにくい

 タワーマンションは、立地や眺望もよく、おまけに共用施設、災害対策も充実しています。これだけの好条件が揃っているので、当然、資産価値が下がりにくいです。もし売却したいときも、高く売れる可能性が高いので、一安心です。

まとめ

 やはり、タワーマンションには、通常のマンションにはないメリットが存在します。ただ、冒頭に話した通り、管理費が高いなど、確実にデメリットが存在するのもまた事実です。タワーマンションのメリットとデメリットを見比べてみて、それでもメリットの方が魅力に映るのなら、タワーマンションの購入を検討してみてはいかがでしょうか?

 

日本初のAI搭載マンション「LUXUDEAR 芝公園」が最先端過ぎる

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 AIという言葉、ご存知でしょうか?AIとは、Artificial Intelligenceの略称で、人口知能のことを指します。AI(人口知能)の定義は下記を参照してください。

人工知能とは、人間の脳が行っている知的な作業をコンピュータで模倣したソフトウェアやシステム。具体的には、人間の使う自然言語を理解したり、論理的な推論を行ったり、経験から学習したりするコンピュータプログラムなどのことをいう

 実はこのAIを搭載したマンションが存在するんです。マンションの名前は、「LUXUDEAR 芝公園」。株式会社インヴァランスと、米国のベンチャー企業Brain of Things Inc.の共同開発で、マンションには、スマートホームAI「CASPAR(キャスパー)」が搭載されています。AIが搭載されたマンションは日本では初だそうです。

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引用:PRTIMES

 住居内には、スマートスピーカー、6in1センサー、ビジュアルセンサーの計3つの機能を集約した「スーパーセンサー」が設置されます。居住者は、スマートスピーカーから指示を与えることが出来ます。そして、スーパーセンサーから0.05秒毎にデータを収集し、居住者の情報をディープランニング、いわゆる深層学習します。

 これによって、居住者の癖を把握し、例えば、カーテン、エアコン、照明を自動制御します。つまり、AIによって、居住者の快適な空間が自動的に生み出されるというわけです。

 これを聞いて、ついに、マンションにもAIの波が訪れたのかと驚きました。よくドラえもんなんかで、タイムマシンで未来の世界に行くことがあります。そこでの未来の世界の住民の居住空間は、自動で制御され、快適そうだなと子供心に憧れを抱いていた記憶があります。それに似たようなことがついに現実に起こるなんて、感慨深いものがあります。

 ただ、この事例はまだ日本初で、データが全くありません。実験は繰り返されているのですが、実際に入居者を入れてみて、どうなのかという不安もあります。なので、実際に入居者を入れてみて、AIが有効に働いているのか、続報が知りたいですね。もし、有効に働いていたのならば、今後ますますマンションにAIの波が押し寄せてくる予感がします。将来が楽しみですね。

 

 

近年、都内で最も進化が激しい豊洲について

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 近年、都内で、最も進化の激しい街はどこでしょうか?この質問に対する回答で、おそらく、不動産関係者の多くは、間違いなく「豊洲」と答えるでしょう。というのも、豊洲はほんの数十年前は、造船所や工場が多数を占め、言葉は悪いですが、殺風景な場所でした。ところが今や、至るところでタワーマンションが乱立し、人影も圧倒的に増えました。その証拠に、2016年度に発表された、東京メトロ乗降客数ランキングを見てみましょう。なんと豊洲駅は、あの有楽町駅や日本橋駅といった、メジャーな駅を差し置いて、第9位に位置しています。それだけ人が増えたということです。

 しかも、豊洲はいまだに再開発計画が進行中です。いくつかの再開発計画が進行中ですが、中でも一番規模の大きいのは、「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」でしょう。この計画は、三井不動産が携わっており、オフィス、商業施設、ホテルとバランス良く、ミックスされているのが特徴です。目玉になるのは、A練の33階~36階に説地される予定のホテルです。スカイロビーやビューバスなどか設けられ、東京湾岸エリアの大パノラマが楽しめるそうです。

 さらに豊洲で忘れてはいけないのが、築地から移転予定の豊洲市場と2020年の東京オリンピックでしょう。今築地市場の移転問題で大きく揺れていますが、もし豊洲に移転されたら、新たな観光名所になるのは間違いないでしょう。2020年の東京オリンピックでも、豊洲は大きな恩恵を受けます。豊洲は、各種競技が行われる有明と選手村のある晴海の間に挟まれる好立地という。観戦の拠点として、機能するからです。試合を観戦した後、豊洲でショッピング、グルメという流れが流行りそうな予感です。

 そんな豊洲ですが、マンションの状況はどうでしょうか?ここ10年に建築された豊洲のマンションを振り返ってみましょう。

 

・ザ豊洲タワー 

・シティタワーズ豊洲ザシンボル 

・スカイズタワー&ガーデン 

パークホームズ豊洲ザレジデンス

・オークプレイス豊洲

・シティタワーズ豊洲ザツイン

ベイズタワー&ガーデン

・パークタワー豊洲

 

 このうち、タワーマンションの定義である、階数20階以上と条件に絞ってみたのが下記です。

 

・シティタワーズ豊洲ザシンボル

・スカイズタワー&ガーデン

・シティタワーズ豊洲ザツイン

ベイズタワー&ガーデン

・ザ豊洲タワー

 

 やはり、近年の傾向として、豊洲に新築されるマンションのタイプは、タワーマンション型が多いようです。タワーマンションは、デベロッパーから見れば、ブランドの顔となる存在です。それがこれだけ豊洲にあるということは、デベロッパーにとって、この豊洲は、それだけ重要視しているエリアであるということを意味します。

 それでは相場はどうでしょうか?築年月が比較的新しい、スカイズタワー&ガーデンを例にとります。

スカイズタワー&ガーデンの価格相場※2018年4月現在

売買相場 5,178〜9,429万円

家賃相場 19〜35万円

引用:ふじたろう


つづいて、㎡単価の価格推移を見てみます。※2018年4月現在

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引用:ふじたろう


 緑色がスカイズタワー&ガーデンで、紫色が東京都の平均です。東京都の平均相場より、+30万円と圧倒的に高いです。傾向としては、緩やかに右肩上がりとなっています。やはり、2020年の東京オリンピック需要が影響しているものだと考えられます。再開発計画、豊洲新市場、そして、東京オリンピックと、今後も、豊洲にはビックイベントが目白押しです。ますます活気づく、豊洲がこれからどう変わっていくのか個人的にとても楽しみです。

「相鉄・JR直通線」と「相鉄・東急直通線」ってどんな線なの?

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 今、横浜市では、「神奈川東部方面線」という、大規模な鉄道路線工事が行われています。この「神奈川東部方面線」は、「相鉄・JR直通線」と「相鉄・東急直通線」という、2つの線をひとまとめにした呼称です。

 「相鉄・JR直通線」は、相鉄西谷駅から横浜羽沢駅までを結ぶ線です。一方、「相鉄・東急直通線」は、横浜羽沢駅から日吉駅を結ぶ線です。「相鉄・JR直通線」と「相鉄・東急直通線」はそれぞれ相互に結ばれ、いわば一つの線という認識で問題ないと思います。「相鉄・JR直通線」は、2018年度内から2019年3月末までに完成予定で、「相鉄・東急直通線」は、2022年に完成予定となっています。つまり、「相鉄・JR直通線」だけ、相当先に開通するということを意味します。

 この線の完成によってどういうメリットがあるのでしょうか?一言でいえば、相鉄線沿線に住んでいる人が大きなメリットを受けます。今までは、都心へ通勤・通学している人は、必ず横浜駅を経由する必要がありました。それが、この新しい線の開通によって、横浜駅を経由せずに直接都心に行くことが可能になるのです。例えば、二俣駅から目黒駅までは、今までだと54分かかります。一方、新線開通後は、38分と大幅に短縮されます。乗り換えも一切不要になるので、電車の移動のストレスも大幅に軽減されるでしょう。

 もちろんこのメリットが受けられるのは、相鉄線沿線に住んでいる人たちだけではありません。実は、綱島駅周辺に住んでいる人にも大きなメリットがあります。今、綱島駅は新駅の建設などで駅周辺が再開発の真っ最中です。従来の綱島駅は全体的に狭い道も多いこともあり、かなり不便を感じました。それが再開発で綺麗に整備され、それらの不便もある程度、解消される予定です。さらに、綱島駅は、従来の東急東横線に加え、「相鉄・東急直通線」も通るので、2駅使えるようになります。2駅使えるということは、利便性だけでなく、綱島駅周辺の価値を大きく向上することを意味します。隣駅の日吉駅通勤特急が止まることもあって、何かと差をつけられる一方の綱島駅ですが、ようやく反撃の狼煙があがったという感じです。今後の綱島駅周辺のマンションの相場がどう推移していくのか、非常に楽しみです。

現代の宮殿、「パークコート青山 ザ タワー」がついに竣工!

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引用:三井不動産レジデンシャル株式会社

 まるで、現代の宮殿だと噂になっている、「パークコート青山ザ・タワー」がついにこの4月、竣工しました。 

 「パークコート青山ザ・タワー」は、東京都港区南青山2丁目に位置するマンションです。総戸数は、160戸、26階建て、高さ100mの高層タワーマンションです。最寄駅は都営大江戸線(環状部)の青山一丁目駅まで、徒歩3分です。

 建物が建っている、青山は赤坂サカス、東京ミッドタウン表参道ヒルズなどの最先端を走っているスポットにも近いです。さらに、周辺には青山公園、明治神宮外苑、赤坂御用地など、自然豊かなスポットも多いです。明治神宮外苑に近いということは、2020年の東京オリンピックのメイン会場になる、新国立競技場にも近いということを意味します。ある意味では東京オリンピックを身近に感じられるマンションということになります。

 環境ももちろんそうですが、とにかく話題になっているのは、外観と豪華絢爛な共用施設の数々です。まずは外観をご覧ください。

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引用:三井不動産レジデンシャル株式会社

 建外観は緩やかな曲線を描いています。ここまでの曲線美を実現したマンションはなかなかないでしょう。もちろん、建物内部も曲線的なデザインで統一されています。デザインは、著名なインテリアデザイナーやガラス作家、彫刻家を起用しており、デザインにも大きく力を入れていることがうかがえます。

続いては設備を見ていきましょう。

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引用:三井不動産レジデンシャル株式会社

 最上階にある、屋内プールです。窓と一体化しており、まるで空中に浮いているかのような感覚が味わえるそうです。その外にもスカイラウンジ、シアタールームなど、贅沢な共用施設が数多くあります。

 気になる、販売価格ですが、1億7,880万~15億円です。なんと最高価格、15億円です。価格だけみても、ただものではないマンションだと分かります。ちなみに1期で申し込みが全て完了したそうです。一度でいいから、こんなマンション住んでみたいものです。

東京23区で、マンションの登録数が多いのはどこ?

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 東京23区でマンションの登録数が多いエリアはどこになるでしょうか?不動産相場サイトのふじたろうに登録されている、中古マンション数を参考にして、ランキングを作成してみました。まずは最下位である、第23位から第6位までの発表です。


第23位 千代田区 407件

第22位 荒川区  478件

第21位 北区   666件

第20位 葛飾区  782件

第19位 中央区  798件

第18位 江戸川区 822件

第17位 台東区  871件

第16位 中野区  898件

第15位 墨田区  902件

第14位 目黒区  956件

第13位 豊島区  977件

第12位 足立区  1034件

第11位 文京区  1121件

第10位 江東区  1183件  

第9位   品川区       1272件

第8位   渋谷区       1360件

第7位   練馬区       1364件

第6位   杉並区       1404件


 第23位から第6位までの発表でした。傾向としては、都心から離れている区は、やはり、全体的に登録数が低くなっている傾向があります。ただ、最下位の千代田区や19位の中央区もあるので、一概にもそうは言えません。もしかしたら、都心過ぎると、逆にマンションを建てるのがそもそも難しく、その分、マンションの登録数が減っているのではないでしょうか?色々な理由が考えられますね。それでは、第5位から第1位の発表です。

第5位   港区        1417件

第4位   板橋区       1480件

第3位   新宿区       1608件

第2位   太田区       1879件

第1位   世田谷区 2601件 

 東京23区のなかで、一番マンションの登録数の多い区は、世田谷区でした。しかも第2位の太田区と、かなりの大差をつけての1位でした。世田谷区は、都心から近く、緑も多く、自然環境も豊かです。さらに、三軒茶屋に代表される繁華街も多いです。それだけ、住みやすい要素が多いと、自ずとマンションの数が多くなるのも納得いきますね。ただ、このランキングも今後は変動しそうです。2020年の東京オリンピックをきっかけに、再開発も多く行われる予定なので、江東区などは、順位を大きく伸ばすかもしれませんね。

 

ゲーマーによるゲーマーのためのシュアハウス「Tokyo ゲーミングシェアハウス」とは?

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「いつでもゲームの練習を思う存分できる環境が欲しい!」
「ゲーマーの仲間と出会い、一緒にプレーしたい!」

もしあなたがゲーマだったら、これらの願望は一度は抱いた経験があるはず。実はこれらの願望を満たしてくれる、シェアハウスがあるんです!

その名は「Tokyo ゲーミングシェアハウス」。名前からして、いかにもゲーマー向けのシュアハウスという感じがします。このシェアハウスを手掛けたのは、10年以上ゲームイベントを開催・請負をしているCyAC(サイアック)です。スタッフ自身もゲームに精通しているので、ゲーマにとっては、痒い所に手が届く、シェアハウスとなっています。

「Tokyo ゲーミングシェアハウス」は、普通のシュアハウスとは違って、下記のような、4つの特徴があります。

ゲーム共有スペース

ハイスペックなPCはもちろん、ゲーミングモニターやゲーミングデバイスが初めから備え付けられた共有スペースがあります。何も気にせず、ただひたすらゲームに集中してプレーできる環境が整っています。

動画配信スタジオ

ニコニコ動画youtube、twitchなど、今やゲームは配信して当たり前という風潮になりつつあります。もちろん、「Tokyo ゲーミングシェアハウス」もこの流れにのっていて、ゲームの配信が出来る専用のスタジオルームが用意されています。プレーやイベント配信など、積極的な情報発信を行うことが出来ます。

ゲーマとの共同生活

「Tokyo ゲーミングシェアハウス」に入居する人は、ほぼすべてが生粋のゲーマーです。周りにゲーマーがいるので、交流を図ったり、時には練習相手にもなってくれるかもしれません。仲間との切磋琢磨によって、ゲームの上達を図ることが出来ます。

外部コミュニティや企業も参加するイベント会議

住民だけのイベントの開催はもちろん、定期的に、ゲームコミュニティや企業主催のイベントも開催されます。時には、テレビなどのメディアに頻繁に出演する、某有名プロゲーマーもお忍びで来るなんてこともあるかもしれません。

「Tokyo ゲーミングシェアハウス」は、現在、零号館、壱号館、弐号館の3つの物件で運用されています。このうち、2018年4月現在、零号館の方は満室状態になっています。もし、興味があるのならば、急いで問い合わせすることをおススメします。

「Tokyo ゲーミングシェアハウス」公式サイト

http://tgsh.cyac.com/

横浜傾斜マンション問題。あれからどうなった?

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 かつて、世の中を震撼させた、通称、横浜傾斜マンション問題。あれから数年たったので、事件すら、忘れている人もいるのではないでしょうか?今回は、横浜傾斜マンション問題が今現在どうなっているのかを調べました。

 まず、復習のつもりで、横浜傾斜マンション問題について、簡単に振り返ってみます。横浜傾斜マンション問題とは、2015年、パークシティLaLa横浜にて、建物が傾いているという欠陥が発覚した問題です。

 この問題が発覚したきっかけは、住民からの「棟をつなぐ箇所の手すりがずれている」という報告でした。そこで、このマンションの事業者である、三井不動産レジデンシャルと設計・施工を行った、三井住友建設が調査を実施しました。その結果、正式に傾きが確認され、さらに、傾いた棟の杭を調べたところ、地盤の強固な箇所に達していない杭は6本、さらに長さ不足の杭2本が確認されました。なぜこのようなことが起きたのかというと、簡単に言えば、虚偽データが用いられたことが原因でした。この問題は、国交省を巻き込む、つまり国が関与するくらいの大問題へと発展していったのです。

 さて、この問題が起きて、大きな損害を受けたのがこのマンションの住民です。当然傾いたマンションに住み続けることはできないからです。そこでマンションの管理組合は、2016年に建て替えをするかどうかの決議集会を実施しました。その結果、建て替え承認になる、5/4の合意に達し、正式に建て替えが決まりました。

 2017年、マンションは解体され、新しいマンションは2020年秋に完成予定です。一生に一度の買い物である、マンションがまさか欠陥だったとは、住民の気持ちを考えると、胸が痛いです。二度とこういった事件が起こらないことを願っています。

学生街として有名な「日吉」とはどんな街か?相場も併せて紹介

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慶應義塾大学日吉キャンパスがあることで、有名な「日吉」。一般的には学生街としてのイメージを持たれている方も多いかと思います。一体、どんな街なのでしょうか?今回は日吉についての紹介と、相場についても調べてみました。

学生街として発展を遂げた日吉

日吉は、神奈川県横浜市港北区にあります。日吉が本格的に発展を遂げたのは、1933年の慶應義塾大学が進出したことがきっかけでした。慶應義塾大学が進出後、学生街が形成され、そしてその周りも住宅地として開発されました。2018年の今でも、平日の商店街に足を運ぶと、慶應義塾の学生の姿を多くみることが出来、学生街としての雰囲気を保っています。

実は交通アクセスが抜群な日吉

日吉駅は、一昔前は、東急東横線しか開通していませんでした。急行が停まることもあって、渋谷駅や横浜駅へのアクセスはしやすかったですが、例えば、都心へのアクセスとなると、必ず渋谷駅を通る必要があり、煩わしさがありました。

そんな日吉駅に転機が訪れたのは、2008年です。目黒線日吉駅まで延伸したのです。これによって、日吉駅から目黒線を使用出来ることになりました。目黒線は、都営三田線東京メトロ南北線と、乗り入れしています。つまり、日吉駅から渋谷を経由せずに都心へ直接アクセスが可能になったのです。

例えば、日吉駅から目黒駅までわずか18分で行くことが出来ます。また、慶應義塾大学三田キャンパスのある、三田駅も29分です。

さらに、目黒線埼玉高速鉄道への乗り入れも行っているので、日吉から埼玉方面へのアクセスも可能になりました。また、横浜市営地下鉄グリーンライン線も開通したので、横浜市内のアクセスも格段に良くなりました。

それ例外にも同じ2008年に、東急東横線と乗り入れをしている東京メトロ副都心線が開通したので、日吉駅から直接、新宿駅池袋駅も行けるようになりました。

2008年を境目に、複数路線が乗り入れるようになった日吉駅を抱える日吉は、単なる学生街ではなく、都心へのアクセスを考えている人にとっては、非常に魅力的に映るエリアへと変貌を遂げたのでした。

日吉の相場とは

さて、そんな日吉ですが、相場はどうなっているのでしょうか?ふじたろうのデータをお借りして、検証したいと思います。

AIが算出した相場によると、シングル向け(30㎡以下)の売買平米単価27.5万円、DINKS向け(31~60㎡)の売買平米単価39.5万円、 ファミリー向け(61㎡以上)の売買平米単価43.7万円となります。 2016年度の中古マンション成約状況は、平米単価42.46万円、価格2,624万円、専有面積61.8㎡、築年24.21年でした。 成約平米単価は東急東横線の中で下位20%に該当し、安値で取引された駅になります。

引用:ふじたろう:アトジマンション


ここで注目なのは、成約平米単価が東急東横線の中で下位20%ということです。つまり、東急東横線の中では比較的安値で取引された駅ということを意味します。このデータを見ると、アクセスもよく、人気の東急東横沿線で、比較的安価な日吉は非常に魅力的だと感じました。今後も日吉駅は、東急と相鉄が乗り入れを行う、神奈川東部方面線も開通する予定ですので、さらに乗り入れる路線が増えます。今後も注目のエリアになりそうです。

世にも珍しい「壁面緑化」を備えたマンションブランド

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引用:Valuepress

通常、マンションの緑化というと、屋上緑化などが真っ先にあげられると思います。屋上に、ちょっとした自然があるってやつです。たしかに屋上の無駄なスペースを緑化するってアイディアに悪くはないのですが、実際は管理の難しさなどで思うように普及はしていないそうです。まあ整備するための道具などもわざわざ屋上にもっていかないといけないので、管理の難しさは想像できるかもしれませんね。

そこで新たに考えられた緑化が「壁面緑化」というやつです。

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引用:Valuepress

写真を見たらわかりますが、壁にびっしりと草が生えております。この壁面緑化のメリットとしてあげられるのは、やはり目立ちやすいというところでしょう。屋上緑化だと、実際に屋上に来ないとやはり気づきにくいものです。その点、壁面緑化は誰の目から見ても気づきやすくなっています。上の画像だと玄関の横に緑化がありますからね。マンションを訪れる人は否応がなく、壁面緑化を見ることになります。

ただ、この壁面緑化、まだ一般的ではなく、普及には程遠いです。というのも、壁面緑化を取り入れるのは、マンションのデザインそのものに影響を与えるからです。そんな中、壁面緑化を必ず取り入れているマンションブランドが実はあるんです。それは「GENOVIA Series」のマンションです。

「GENOVIA Series」は、壁面緑化を意匠の一部として、デザインしています。つまり、「GENOVIA Series」ほぼ全てのマンションは、壁面緑化が取り入れらているということを意味します。これほどまでに壁面緑化にこだわりを見せるとは、正直言って、かなり珍しいマンションブランドなのではないかと思います。こういうこだわりを持っているマンション、僕は嫌いではないです。むしろ、他との差別化があって、面白いのではないでしょうか?こういったオンリーワンの特徴を持ったマンションがもっと増えてきたら、街も一気に華やかになるのかなと、個人的には思います。