日本を代表するビンテージマンション、「広尾ガーデンヒルズ」の紹介
一般的にマンションは築年数を重ねるごとに、価値が下がっていくと言われています。しかし、マンションの中には、その法則を無視するものもあります。
それは「ビンテージマンション」です。
ビンテージとは、日本語に訳すと、「年代物」です。
アンティーク家具を思い浮かべてください。
アンティーク家具も年代物ですが、決して価値が低いとは思わないでしょう。
それはマンションにも当てはまります。
ただ、マンションの場合、無条件にただ、年月を重ねても、ビンテージマンションとしての価値は生まれてこないケースも多いです。
一般的にビンテージマンションとして価値が認められるケースは以下のような条件だと言われています。
・年月が10年以上たっていること
・デザイン性が高い
・アクセスが優れている
・メンテナンスが行き届いている
これらの条件を満たして、初めてビンテージマンションとして認められるのです。
これらの厳しい条件のためか、ビンテージマンションはあまり数はそう多くないと言えるかもしれません。
代表的なビンテージマンションとしては、人によって意見は違うかと思いますが、自分は「広尾ガーデンヒルズ」をまず思い浮かべます。
なぜ「広尾ガーデンヒルズ」なのか?
それは上で上げた条件をすべて満たすだけでなく、他を圧倒する規模だからです。
「広尾ガーデンヒルズ」は、1983年から1986年にかけて、東京の広尾駅から徒歩4分のところにあります。
「日本のマンションのあり方を変えたい」というキャッチフレーズの元、立ち上がったプロジェクトなので気合の入り方がうかがえます。
なんせ、総棟数15棟・総戸数1130戸という大規模なものですから。
おそらくはこの規模を誇るビンテージマンションはこの「広尾ガーデンヒルズ」以外はないかと思います。
また、管理も24時間体制で働き、施設内には警備員が常駐しているので、治安の面でも安全です。
そんな「広尾ガーデンヒルズ」の相場はどうでしょうか?
気になりますよね。今回はふじたろうというサイトを参考にして調べてみました。
広尾ガーデンヒルズF棟
参考相場価格 19,950 ~28,350万円
平均平米価格 150.7 ~166.6 万円/㎡
なんと相場は、1億どころか2億超えです。
流石、日本を代表とするビンテージマンションですね。
ビンテージマンションはアンティーク家具と同じで、いくら年月が経っていても、価値が落ちにくいものなんだと改めて実感しました。